Choorker's Field Notes.

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トヨタの片付け

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会社では社員全員での読書会を週一回行っている。
ある一冊を輪読し、そこから気付きを得て自分の仕事にフィードバックするのが目的だ。

僕が入社した時はちょうど本を変えるタイミングで、新しい本を探していた。
そこで薦めさせていただいたのがこの本。

めでたく読書会の新しいテーマとなった。うれしい。
外見の片付け(オフィスの清潔さ)はもちろん「内面の片付け」についても、この本を読むことをきっかけに高めていきたい。
内面の片付けというのは、日々行っている様々な業務をより良くする為の活動。
今の仕事のやり方にムダは無いか?より効率的でミスの少ない方法が無いか?というのを継続的に考えて改善できるチームを作りたくてこの本を選んだ。

自分で選んだ以上、誰よりもこの本を理解しないとな。

日本のものづくりの最高峰を担ってきたトヨタでは、「片づけ」を何よりも大切にしています。
しかし、トヨタの片づけは、単なる「清潔にする」「きれいにする」といった次元のものではありません。トヨタマンたちは、「片づけ」という行為そのものが仕事のパフォーマンスを上げ、成果を生み出し、ひいては会社の売り上げを押し上げる、そこまでのツールだと断言します。
さらに、この「片づけ」は生産現場にとどまらず、事務職といったオフィスワークからクリエイティブまで、そのパフォーマンスを上げるといいます。
そのためのいちばんシンプルで効果的な方法が「片づけ」だと。その効果はトヨタのこれまでの実績をみれば明らかでしょう。そしてそのマインドや方法もたとえば、
「片づけは雑務じゃない。『仕事そのもの』だ」
「『ムダ』という宝を探せ」
「線を1本引きなさい」
「『掃除しないですむしくみ』を考えろ」
というように、現場の人間らしく、きわめてシンプルかつ実践的です。
本書は、そんな勤続40年以上の元トヨタマンたちが培ってきた片づけのマインド、実践方法について語る、いわば「トヨタの知見」をまとめた1冊です。

トヨタの片づけ

トヨタの片づけ