デザイン思考と経営戦略
最近、"デザイン思考"というキーワードをよく目にしているのでこの本を読んでいる。
スティーブ・ジョブズが憧れた日本のものつくりはどこへ行ったのか? いま必要なのは、イノベーションを生み出す新しい方法論「デザイン思考」である。
本書は、「デザイン思考」とは何かを、著者が多くの企業と実践している「デザイン思考ワークショップ」を中心に解説し、それをいかに経営戦略に組み込んでいくのかを説明する。
目次
- デザイン思考を実践する前に
- 産業デザインからデザイン思考へ
- デザイン思考と創造的イノベーションのマネジメント
- 創造性とデザイン思考
- デザイン思考ワークショップ・中級編(1)
- デザイン思考ワークショップ・中級編(2)
- デザイン思考ワークショップ・中級編(3)
- マネジメントとイノベーション
デザイン思考とは
- 最初のステップ "Ideation"
- フィールドワークに行き、人を観察し、その経験をもとにアイデアを作る。
- 第二のステップ "Build to Think"
- 何を作ればいいかを考えたらすぐ実際に工作をして簡単なプロトタイプを作る。しかしながら、多くの企業ではアイデアや企画を出す人と、デザインやエンジニアリングを実際に行う人が違ったり、会社が別である。これではイノベーションは起こらない。
- 第三のステップ "Collaboration"
- コラボレーション。異分野の人たちが集まり作業する。
これって、僕のようなソフトウェア開発だけでなくあらゆる仕事で実践できそう。
ただ、"Build to Think"の部分は会社や組織が大きいと、やり遂げるのは難しい。
参考になったスライド
- 作者: 奥出直人
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2012/05/10
- メディア: 単行本
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