Choorker's Field Notes.

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SIerを辞めて、自社システムの開発をした

2012年の12月で前職のSIerを退職し、2013年から今の会社でエンジニアとして働いています。

転職した目的

新卒(高専卒だったので二十歳の時)で入社し、約10年働いたSIerでは要件定義や基本設計、導入後のフォローを中心に担当し最後の方ではプロジェクトの進捗管理が中心の仕事になっていました。主にエクセルやパワポを使うような仕事です。
システムを開発するにはさまざまなフェーズや役割があり、僕の働いている会社では(いい意味で)担当がキッチリと分かれていました。
年齢的にも業務内容がマネージメント中心にシフトしていくなかで、エンジニアとしての自分に疑問を感じるようになりました。
もっと自分の専門領域を広げたい。プロジェクトを円滑に進めるだけでなく、コードも書きたい。
そんな思いがありプライベートでは、ChoorkerというサービスをCakePHPで開発したりしていました。そして、今の会社への転職を決めました。

自分で開発してみる

入社した当初はまず会社の仕事を覚えること。
規模が小さい会社のでなんでもやります。パソコン関連の便利屋さんのようなことをしつつ、ツールを導入して社内のコミュニケーションの交通整理をしたりしていました。

そんな中、自社で使用している学習管理システム(Learning Management System)の再構築(CakePHPRuby on Rails)を担当することになりました。メンバーは、僕とインターンの大学生の二人(※CTOがサポートしてくれました)というこれまでに無い経験で、何よりちゃんとリリースができるのかという不安しかありませんでした。



うちで開発合宿したり。


ChoorkerでCakePHPは使っていたものの、業務としてコーディングを経験をするのは初めて。
ただ「動くコード」を書けばいいのではなく、メンテナンス制やできるだけシンプルな構成を心掛けながら設計と開発を進めていきました。
社内システムのため、お見せすることができなくて残念ですが、苦労したシステムは先月無事にリリースできました。
システム開発におけるフェーズを全て経験したのが今回がはじめてだったのでインフラ周りやコーディングでは苦労しました。ただ、機能設計やDB設計、それと新システム導入のための社内調整やお客様への案内などの「諸々の調整ごと」ではこれまでの業務経験が大いに役立ちました。

  • 新しく学んだこと
  • これまでの業務経験が生かせたところ
    • システム再構築の計画作り
    • 機能設計(要件定義やDB設計など)
    • 運用設計
    • プロジェクト管理
      • スケジュール管理
      • 課題管理
    • リリース後の運用/保守

きっかけはコンプレックスから

「仕事は何しているの?」と聞かれ、「システムエンジニアです」って言うと「おお、じゃあプログラムとか書いたりするんだね!」とか言われ、「うーん…」となる。エンジニアといいつつコーディングが仕事でない自分にコンプレックスがあったのが今回のチャレンジのきっかけでした。
大きく安定した会社を辞めることや、これまでにやったことの無い事にチャレンジするのは不安がありましたがチャレンジしてみて本当に良かったです。
これからももっともっとチャレンジしていきたいです。

おまけ

転職したきっかけは自分自身のエンジニアとしての働き方以外にも、SIer業界に対する不安や不満があり、「このままだと俺やばいかも…」という気持ちがありました。
斎藤昌義さんの「システムインテグレーション崩壊」は転職した後に発売された本ですが、感じていた一抹の不安はこういうことだったのか、というのが書かれています。